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シチリアのオリーブオイル「ウ・トラッピトゥ」を味わって

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フーディングプロデューサーの武藤政寿さんから、6月7日のブログで紹介したオリーブオイル「ウ・トラッピトゥ」の感想メールが寄せられた。武藤さんは当ホームページ作成でもお世話になっている方。以下はそのメールから。

 

 

☆☆☆☆☆☆☆

 

真っ先に感じるのは、香りが非常に強い。未完熟の青い実の香りがする。それも葉と枝が付いたまま、数個一緒のところに顔を埋めた感じを抱く。通常のオリーブオイルは、鼻を包み込むように香りが立つが、このオリーブオイルの香りは直線的に鼻腔に届く。

 口に入れた瞬間、優しく、まろやかで、上品な極上のオリーブオイルの液体を感じるが、次の瞬間には淡雪を口に含んだ時の様に跡形もなく消えてゆく。しかし、すべて消え去ったかというとそうではなく、舌や上あごの内側に「青(緑)色」を連想させる味わいが、薄いオブラートのように張り付いて何時までも持続する。時間が経つに連れ、枝をかじった時のような、渋みや辛味を伴った味へと変化する。

 一般的なイタリアのそれとは別格な、繊細さがとても特徴的なこのオリーブオイルは、やはり熱を加えないで生で使うのが良いであろう。旬の野菜を炭火で素焼きにしたものなどが合いそうである。他には、薄造りにした白身魚にも相性が良いかもしれない。いずれにしても、素材や調理の仕方を吟味しないと、このオリーブオイルの良さは発揮出来ないと感じた。

                    

                          ☆☆☆☆☆☆☆

 

 

とても丁寧に味わって、表現してくださった。こんな風に食材と向かい合ったら、また面白みが増すなぁと感じ入った。

 

ところで、「ウ・トラッピトゥ」。好評のうちに販売し、追加発注したら、輸入元の稲垣商店でも500mlは完売、残るは小瓶のみとの事。やはり都内のレストランなどで入荷を待っていたお客様がいたのだろう。シェフたちはそれぞれの厨房で、このオイルをどんな風に味わい、感じ、そして料理に生かしてしるのだろうか。

・・・想像がふくらむ。  (和泉)

2008-07-03 08:33 [オイル]

へーゼルナッツオイル

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へーゼルナッツオイル、日本名は食用はしばみ油。

フランス産である。フランス風にいうと「オイル・ド・ノアゼット」である。

雑誌をめくっていたら、ある建築家が紹介していて目に留まった。

蒸した野菜に塩とこのへーゼルナッツオイルをかけて食すのだそうだ。

パリで買って以来のお気に入りと書いてあった。

パリに行かずとも、ほまれフーズの棚にもあるのですよ。

香り高いオイルだから温野菜においしいに違いない。

いつものオリーブオイルに変えて使ってみようかな。     (和泉)

 

 

 

 

2008-06-19 16:38 [オイル]

シチリア島のオリーブオイル「ウ・トラッピトゥ」

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「北のオイルと南のオイルを3本づつ下さ~い」といつも明るく注文してくださるのは、静岡、西伊豆にある民宿「かいとく丸」の女性シェフ貴和子さん。「かいとく丸」はお料理がおいしいことで評判の民宿だ。

北のオイルとは写真左の「オーリオ・トスカーノ」。その名のとおりトスカーナ地方のもの。ほまれフーズ厳選良品でも特集したキリッとした風味のおいしいオリーブオイルだ。

南のオイルは写真右の丸い瓶「ウ・トラッピトゥ」。シチリア島で作られているオイル。昨年は生産量が少なくて日本に入ってこなかったのだが今年入荷。

「ウ・トラッピトゥ」の味の印象は一言で言うと、エレガント!!

輸入元の稲垣商店の説明には 「今までのいわゆるイタリア的なオリーブオイルとはかなり感じの違った非常に繊細な新しいタイプのオイル。特に加熱せずに生で用いるとその特性が最大限に発揮される。野菜料理や魚料理にといろいろな料理に合うが、特に日本料理などには新たなハーモニーが生まれる。」 とある。

「オーリオ・トスカーノ」と「ウ・トラッピトゥ」、好対照でそれぞれに素晴らしい。かいとく丸の貴和子さんもその両者の個性にほれ込んで使い分けているのだ。

さて、今年の「ウ・トラッピトゥ」はどんなだろう。開けるのが楽しみだ。    (和泉)

 

 

2008-06-07 11:03 [オイル]

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