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ムースパレット画像

vol.4 ムースパレット

ムースパレット

今回ご紹介する「厳選良品」は、『ムースパレット』です。
最近のデザートブームで、街には様々なスィーツが溢れています。その中でいろいろな形、たとえば円錐やドーム型のムースやデザートにお目にかかった事が一度はあることでしょう。その形のほとんどが『ムースパレット』と同様の器を使用して作られています。でも、今までの器の多くは金属製で、器から出来上がった中身を取り出す時、洗う時など、手間が多くかかっていました。しかし、この『ムースパレット』は、非常に薄いプラスチックで出来ているので破いて中身を取り出すことが出きる上、使い捨てですので洗う手間も要りません。衛生的で、作業時間の短縮もできる、これが『ムースパレット』の優れた特長なのです。
 アイディア次第ではとても便利でこんなに優れたものを、スィーツだけで使われているのはもったいないということで、今回はイタリアンで試して頂きました。
 

料理長に聞く

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仙台駅東口、宮城野大通りから南へ一本入った路地に、今回の料理を作って頂いた、イタリア料理店「トラットリア ガヤルド」は在ります。料理長の「明石 康智」氏にお話をお伺いしました。
 「今まで使ったことが無かったし、冷やし固める料理を創るということに、少々抵抗というか頭を悩ませましたね。」と、開口一番。実際の使用感を尋ねると「最初は大きいと感じて見ていたけど、一品料理に使用するならちょうど良い大きさですね。」また、「いろいろな形があるのが良いですよね。イタリアン、和食、中華等ジャンルを問わず、それぞれの形からインスピレーションが生まれ、オリジナリティ溢れる料理が誰にでも簡単に創れそうですよ。」とも。最後に、「出来上がりを思い描き創る。これこそチャレンジ精神。楽しい作業ですよ。また是非使ってみたいですね。」と話されていたのが印象的でした。

お料理=『お野菜のティンバロ仕立て』

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この『ムースパレット』は、ページ上部の写真にあるように円錐、ドーム型、ハート型など9種類の形が用意されています。その中で、今回の料理に使用して頂いたのは六角柱タイプのものです。
 “ティンバロ”の語源は「太鼓(ティンパノtimpano)」。つまり、太鼓の形をした詰め物料理のことで、ナポリのティンバロ・ディ・マッケローニ、お米のティンバロ、茄子のティンバロなど、バリエーションは様々でイタリアではポピュラーな郷土料理です。それを独自にアレンジして出来上がったのが、この『お野菜のティンバロ仕立て』。どうしてもビタミン不足になりがちな現代社会の食生活において、旬の野菜を一杯取って補ってもらいたいとの願いから生まれた創作お料理です。
 さて、この目にも鮮やかなお料理の気になる中身はというと、ピーマン、トマト等のラタトューユの小口切りの上に、リコッタチーズに茶豆を合わせたものをのせ、その上からズッキーニで被せるという、まさに凝った内容。周りにはオクラ、プチトマト、ハーブ等をあしらい、添えられたニンニクのピューレがアクセントになっています。いつもよりも少しだけ冷やし気味の白ワインとは、最高のマリアージュになりそうです。
 今回のお料理は、「いつも新鮮な驚きを届けたい」と想う明石料理長と、『ムースパレット』のコラボレーションから生まれた正に逸品。是非、両方ともお試しあれ。


GALLARDO
トラットリア ガヤルド
仙台市宮城野区榴岡4丁目3-1 藤原屋アルファビル3F
TEL 022-792-5585
LUNCH 11:30-15:00(LO 14:30)
DINNER 17:30-22:30(LO 22:00)

『お野菜のティンバロ仕立て 』
1370円(税込み)*前日までの要予約

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