
南イタリアのカラブリア州は唐辛子の名産地だそうだ。
その地方で作られている独特のソフトサラミがこの「ンドゥイヤ」。先月のモンテ物産が主催したイタリア料理講習会で初めて食した。ンで始まる発音しにくい名前とともにその激辛なおいしさが記憶に残った。
サラミといっても、腸詰の皮を破ると中は豚肉のパテ状で、唐辛子のあらみじん切りが種ごとたっぷり入っている。口に入れると熟成した肉の旨みとキ~ンとした辛味が広がる。そのままカナッペにするだけでなく、旨み調味料として、トマトソースや野菜料理に加えたりもするらしい。
その「ンドゥイヤ」をメニューに載せているお店がある。
アエル近くに先月オープンした「駅前イタリアンバール ベヴィトーレ」。
友人を誘って行ってみた。お目当てはもちろん「ンドゥイヤ」。生ハム、サラミ、生ベーコンなどの盛り合わせとして供されていた。赤のグラスワインと一緒にいただいた。やっぱり・・・ うまい!!
私に話だけ聞かされていた友人も、「うわぁ、こんなの初めて、おいしい~」と喜こび、「ンドゥィヤ」単品でおかわり。帰り際、挨拶がてら店長の門間さんとお話したら、「ベヴィトーレ」ではスパゲッティペペロンチーノにも「ンドゥイヤ」を使っているらしい。贅沢な使い方だ。
「駅前イタリアンバール ベヴィトーレ」は街角という言葉がピッタリのたたずまいと、いい雰囲気を持つお店だ。気がつくと席は全部うまっていて、皆それぞれ小皿料理をつまみ、ワインやビールを片手に週末の時間を楽しんでいるようだった。毎日お届けしている食材がお役に立っているようで、うれしかった。 (和泉)